老後2000万円不足問題を明るく解決するためのブログ

老後破産を防ぐには。 今からでも遅くない金融リテラシーの身につけ方をわかりやすくお伝えします。

杉村太蔵さんの話を聞いて(4)

杉村太蔵さんの話を聞いての最終話です。

 

今年の春

財務省は老後に2000万円不足する可能性がある。

というレポートを公開しました。

 

これはいろいろ賛否が出ましたね。

2000万円という言葉が一人歩きして

さも日本国民全員が老後困るという

イメージまで植え付けられました。

 

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まあその結果として

 

Idecoや積立NISAなどの口座が

1.5倍に増えたと言われています。

 

まあこの結果はよかったような気もしますが

 

20年くらい前から

政府は

貯蓄から投資へ

というスローガンを掲げてやってきましたが

如何せん

なかなか投資の方へ向かう気配がない。

 

あの手この手で策を考えるわけですが

なかなかうまくいかない。

 

その間

経済成長もほとんどなく

失われた10年、、、20年そして30年

が過ぎようとしています。

 

そういう状況の中

老後2000万円不足する。

という政府からのレポートは

衝撃であったがため

投資へのベクトルが少し向いたように思います。

 

これは2000万円不足問題の役目が一定程度あったと

思われます。

 

実際に2000万円不足する人と全く不足のない人

またもっと必要な人がいるかもしれないので

本来平均2000万円不足するなんて話は大して意味のない話なのです。

 

自分はどうなのか?を考えることが必要なのです。

 

自分はいくら不足するのか?

目標年齢、目標金額はいくらで

そこまで後何年あって

そのためにいくら投資ができるのか?

 

そしてその投資利回りをいくらに設定しなければいけないのか?

 

などを考えるきっかけになれば良いのです。

 

iDecoやNISAの口座を開くのは

初めの一歩で

じゃあその中にある

多くの商品の中から

何を選ぶか? ということで

また次のステップが来るわけです。

 

さて、もう一度年齢のことを考えておきましょう。

人生100年時代の老後が80歳からと考えるとすると

 

20歳から80歳までの60年間も仕事をしなければいけない。

と考えるとゾッとしますよね。

 

だからやっぱり60歳とか65歳から老後を迎えたいわけです。

それも豊かな老後を。です。

 

もし年金が80歳からしかもらえないとしたら

60歳までにある程度の老後資金を作っていくか

もしくは

80歳まで働ける何かしらのスキルを身につけるか

などで稼げる手段を考えなければいけません。

 

杉村さんは

だからこそ

リカレント教育が大切だという話をされました。

 

私たちは高校、大学までで勉強して社会に出て

そのまま仕事して一生を終えるような概念ですが

そんな勉強ではなく

大人のための、仕事のための勉強。

大人の為の教育。

 

大人の再教育が必要で

20年ごとにライフチェンジやステージチェンジができるような教育。

 

60年間同じことをして稼ぐのが難しくなる時代

20年ごとに仕事や稼ぐ方法を変えていくことを

考えていかなければいけないのでは

ということを話されています。

 

まさにそうだなと思います。

 

大人になってどれだけ本を読むか

新聞を読むか

どこかに行っていろいろな人と話をするか?

などがとても重要だと。

 

さて、最後に杉村さんから

これからのリーダーの要件は

なんだと思いますか?

 

という問いで

移動距離とリーダーの資質が比例する。

のではないか

という話でした。

 

確かに今リーダーと言われる人たちは

一所にいない。全国、世界中を飛び回り

ネットワークを築き上げています。

言い換えれば

その移動距離はリーダー力のバロメーターかもしれないな

 

と感じました。

私もこれからの目標は移動距離を増やすことだな。

と改めて感じ

杉村太蔵さんの話をもう一回聞いてみたい。

私の仲間たちにも聞いてもらいたいと強く願いました。

 

 

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