老後2000万円不足問題を明るく解決するためのブログ

老後破産を防ぐには。 今からでも遅くない金融リテラシーの身につけ方をわかりやすくお伝えします。

杉村太蔵さんのお話。

昨日とある会の

ゲストに杉村太蔵さんがお越しになられ

どんな話をするのかな〜なんて

参加する前からワクワクしていました。

 

議員の時は色々と言われていましたが

その後華麗に

タレントへ転身し

10年間タレントとして生計を立てていられるわけですから

それなりに魅力があるのだろうなと考えていました。

 

さて、出席者のほとんどは地元の経済人。

そして年齢は50〜70歳が中心というメンバーを前に

どんなファーストコンタクトをとってくるのか興味津々。

 

司会者から「それでは杉村太蔵さんのご入場です」

と結婚式の新郎が登場しますと言わんばかりの

入場アナウンス。(まあ地元のアナウンサーで結婚式の司会とかもよくやってるだろうからこんな感じになるのかもしれません)

ドアが開くと

 

まずは深々を一礼。

 

そして失礼します。と入場してくると

2〜3度会釈をしながら登壇。

 

ステージに再度一礼して

演台の前へ。

 

この辺りは流石に講演慣れしているという感じです。

 

まずは自己紹介。杉村太蔵です。

そして演台の横へ出てくると

 

「最初に皆さんにお断りしておきます。

 今、携帯電話をお持ちの方・・・・」

 

通常は司会者が事前に携帯の電源をお切りください。とか

マナーモードになんて話をするわけですが

 

本人から直接注意とは・・・

 

なんて思っていたら

「今、皆さんが持っている携帯電話

 最近はカメラもとても優秀で綺麗に取れます。

 ぜひ、こんな私で良ければどんどん撮影してください。

 講演も録音してもらって構いません。

 そして、ぜひSNS等で拡散してもらって構いませんので」

 

会場もいくら年齢層が高いと言っても

皆さんスマホ

 

私は早速写真をとるわけですが

皆さんはやや遅めに

携帯を構え出す。

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まあだいたい講演会は撮影録画録音はお断りが

多いわけで皆さん 「おやっ」と思われたのでしょうか

 

さすが

杉村さん

現代のことをよく知っておられる。

 

そしてそれが何故なのか?

という話を少しされ

いよいよ本題へ。

 

今回のお話のテーマは

「どうなる日本の政治・経済」

でした。

 

結論から言うと政治の話はほぼなし。

 

まあこう言う時期ですから

しょうがないかもしれませんね。

 

全体的にはかなり面白く

また自分がこれまで多くの人に

話してきたこととリンクしていて

改めて今やっている仕事をしっかりとしなけれないけないな

と感じたわけです。

 

その中で

3冊の本のお話が出てきました。

 

そのうち1冊は購入して読んでいたのですが

あと2冊は早速購入してみましたので

またその感想は別の機会の話ができればと思います。

 

杉村さんの話は

とてもわかりやすく

またさすが元議員ですので

はっきりとした口調

滑舌良く間の取り方も

まるで選挙演説を聞いているようでした。

 

最初に話をされたのが

議員を辞めたあと

個人会社で秘書も事務員もなしで

10年間やってこれている。

そのコツのような話をされました。

 

今日本全国にフリーランス個人事業主一人親方)などが

約180万人いるそうです。

その働き方で生き残っていく術のような話をされました。

 

この話には何度も「うんうん」と頷くばかり。

共感しまくりでした。

 

フリーランスというある意味不安定な

仕事をやっていけるコツのようなもの

そして未来に活躍できる人材とは

というものは芯は同じなんだと

それをできている人かそうでない人かで

未来に役に立ち人材かどうか決まると。

 

まさに。

そのこと

 

整理してくれてありがとう。

みたいな気持ちで聞いておりました。

 

flyghtcon.hatenablog.com

次に出てきた話は

人口分布のお話です。

 

これまでも人口分布のお話はしていますが

杉村さんらしいお話があったので

ご紹介します。

 

1990年

今から約30年前

 

当時の小泉厚生労働大臣

厚生労働省幹部が

「大臣、今現在我が国の100歳以上の人口は何人いるかご存知でしょうか?」

小泉大臣は少し考え

「そうですね。高齢者も増えてきたので100名とか200名くらいでしょうか」

とお答えになられました。

厚労省幹部は

「大臣、そんなことを発言されては国民に馬鹿にされますよ。

 今は約3000人のかたが100歳を超えておられます。」

と。

小泉大臣は そんなにいるのか。と思われたそうです。

 

そして、2019年の今

 

100歳以上の日本人は

なんと71274人になっています。

 

この30年間でなんと23倍。

 

80歳以上の高齢者は

なんと1002万人。

65歳以上は 3384万人。です。

 

太蔵さんは続けます。

 

これまでの30年間でこれです。

今私(太蔵さん)が40歳ですから

自分が80歳になる

40年後には

恐ろしいことになる。

 

自分が厚生委員になった時

あ〜もう年金はもらえないな。

良くても75歳とか80歳からでなければ

年金はもらえないな。

 

と思ったそうです。

 

何が言いたいわわかりますよね。

そうです。

もう年金はほぼ破綻しています。

(厳密にいうと破綻はしませんが。負担率を上げ、支給率を下げれば良いのですから)

 

国は80歳まで元気なら働きましょう。と言っています。

 

なので年金は病気にならないともらえないくらいに

思わなければいけないのです。

 

老後は20年。と考えているのでしょうか

 

これまでは20歳から働き出し

60歳まで働いたら

80歳までの残り20年が老後。

 

今は

20歳から80歳までの60年間を働いて

80歳から100歳までの20年間が老後。

 

という考え方なのでしょうか・・・。

 

続きはまた。

 

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